Edgar Watcher(米国開示情報監視システム)

CLIENT / ROLE

発案者 / リードデベロッパー

YEAR

2022

TECHNOLOGY

Python, AWS Lambda, Discord/Slack API

Project Overview

米国証券取引委員会(SEC)の開示システム「EDGAR」を24時間365日監視し、膨大な提出書類の中から“意味のある”情報をリアルタイムで抽出・分析するインテリジェンス・ツールです。

1:背景と課題

グローバルに展開する日本企業や機関投資家にとって、米国市場における競合他社や投資先の動向把握は不可欠です。しかし、EDGARで公開される情報は日々膨大であり、その中から「日本企業に関連する動き」や「重要な大量保有報告(Form 13F/13G)」だけを人手で選別するには多大なリソースを要していました。また、単なる新着通知だけではノイズが多く、意思決定に直結しないという課題がありました。

 

2:特徴と解決策

  • インテリジェンス・フィルタリング:
    単純なキーワード一致だけでなく、提出企業の属性(日本本社か否か、SPACか実業会社か等)をアルゴリズムが判別。ノイズを排除し、真に必要な情報のみを通知します。
  • Bot Insights(自動分析):
    「Quantum Edgar Watcher Bot」が、提出書類の内容を即座に解析。例えば、特定企業による提出頻度の急増や、アクティビストによる株式保有比率の変動など、数字の裏にある“予兆”を言語化してインサイトとして提供します。
  • クロスボーダー対応:
    日本のTDnet/EDINET監視で培ったノウハウを米国市場へ拡張。英語情報の壁を超え、日本のビジネスパーソンが直感的に市場動向を掴めるよう設計されています。