長年勤めた監査法人を今年の夏に退職してから…
数か月は買っては読まずにバベルの塔のように積み上げていた本を読んだり、ずっとやりたかったウェブ制作の勉強をしたり、家族と時間を過ごしたりしました。
そんなときに友人から会計相談を受けました。
内容はストックオプションが絡む役員報酬の会計処理についてです。
数か月ぶりに会計のことを考えます。
USGAAPだとFAS123R (ASC718)、IFRSだとIFRS2。
意外と頭に残っているものです。
Stock Compensationは会計処理の中でも複雑なほうだと思っています。
どうやって説明するとわかりやすいか?
Curse of knowledgeのトラップに陥らないよう、なるべくjargon(業界用語)は使わないように簡単に説明することを心がけます。
会計士試験の勉強をしていた大原時代に簿記の先生が言っていた
“会計は自分のおばあちゃんに説明するように”
は自分の中で“為になったアドバイスTOP3”に入ります。
私の説明が100%友人に伝わったかは残念ながら自信ありません。
ただ、Stock Compensationの説明をしながら私自身、再認識したことがあります。
それは人のために会計のことを考えるのが単純に“好きだ”ということです。
それがきっかけとなったのか、同時期に仕事のお話をいくつかいただくようになり、あっという間に年末となりました。
まだ2016年の整理もできていないのに2017年のことを考えるのは少し早いですが、来年も、そして今後も会計士の仕事は続けていきたいと思いました。
木村公認会計士事務所を設立しました
ベストな成果を出すために、一つ一つのプロジェクトに専念する。
このような仕事への取組み方を実現するために「木村公認会計士事務所」をつくることにしました。
木村公認会計士事務所が提供するサービスについてはサイト右上Menuの“Services”をご覧ください。
これらはすべて私が監査法人にいた時に経験した自分自身の“得意分野”です。
会計、ファイナンス、英語、日本語。
これらの要素が複雑に絡む状況下で付加価値を提供できると考えています。
本格始動は2017年からとなりますがお問合せは随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください!